京都型染 道具と技術 1

京都型染 道具と技術
四月の京都は型友禅の染工場を訪問しました。
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型紙を切る道具です
刀と同じ作り方の鍛造の技術で刃は作られています
切れるよ
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この刃の部分は、持つところを木で挟んで使います
画像では、木の下の分部まで刃がありますが、
型紙を切っていくと切れなくなり
毎回
刃の部分を研ぎながら、使っていくとだんだん短くなるので
この様なつくりになっています
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染めの図案を元に
型紙を切り製作
(型紙表面)
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(型紙裏面)
 型紙で色を置きながら
 色重ねをしていきます
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これは~
帯ですね

掲載のお知らせ 「サライ」 小学館発行

掲載のお知らせ

小学館 発行の「サライ」
5月10日発売 6月号に掲載されています。

 

長財布(束入れ)

 

毎日使う物だから形はシンプルに

使えば使うほど革の色や、さわり心地が良くなり

革の経年変化で

味わい深い色になってきます

ソフトタッチなさわり心地が

何ともいえません

機会があれば

店頭に陳列しているので

ご覧になって下さい。

夏じたく 新作ゆかた・下駄 わたし好みにベストチョイス

ゆかた
竺仙など新作ゆかたオーダー会

下駄
数ある中の下駄の台から、好きな鼻緒を選んで自分のサイズにスゲ

半巾帯
今年は、色々な産地が集まりました。

夏の名古屋帯(八寸・九寸
素材感たっぷりの、北の小千谷・小国織り帯
琵琶湖の滋賀の麻帯

 

 

夏の織り 明石縮み
お洒落感たっぷりの十日町明石縮み

色石 帯

人気の

”色石の帯締め”

しばらく、良い色の石がなく

欠品していたのですが
この前京都に行ったら

良い色の

色石の帯締めがあったので

ご紹介します。

 

一本で二通りの結び方が

出来るんですよ

たまに

贈り物としてお求めになる方も

いらっしゃいます。
もらったら

嬉しいでしょ~ね

 

唐桟(とうざん) 斎藤氏作

江戸時代の南蛮屏風図をみると、船から上陸したポルトガル人たちとアジア系の人々は違うものを着ています。特にアジア系の人たちが縞模様もしくは格子を着ているということです。
日本に入ってきてやがて国産化される縞模様の木綿(この当時木綿は、貴重品です)にはインドや東南アジアの地名が布の名としてついています。
サントメ縞・セイロンのセイラス縞や西海岸のチャウル縞など舶来品として大量に日本に入ってきます。
ここから唐渡りのサントメ縞が唐桟という名になったともいわれます。

ポルトガル人たちが船で入って来た時に、アジア系の人たちが着ていた縞も、
インドから広まった東南アジアの縞木綿だったのです。それは縞=(島)つまりその地名が指す縞であり、舶来ブランドの名称のように着られていたことがわかります。今でいうブランド品で今も昔も異国の舶来品が好きで、そういう意味で閉鎖的な江戸時代のイメージを払拭する、江戸の人のおしゃれを感じ取ることが出来ます。

こんなバック欲しかった − 正倉院模様和装バッグ

正倉院の模様を木綿生地に染色することによって、独自の味わいのあるバッグが入荷しました。
バックの内容量は、化粧品や小物をたくさん収納できるように作られており、ありそうでなかった便利な大きさです。
また両サイドに携帯電話など取り出しやすいポケットが付き、使い勝手も抜群です。