藍染め皮革発表会:インターナショナル・ファッション・フェア(JFW-IFF)展示スペースが決まりました

IFFの展示スペースが決まりました。
IFFに参加する予定がありましたら、お立ち寄り下さい。

東京ビッグサイト (東京国際展示場 西展示棟)

展示スペース  ブースNo C-513

2013年1月23日(水)~25日(金) 10~18時(最終日17時まで)

唐桟(とうざん) 斎藤氏作

江戸時代の南蛮屏風図をみると、船から上陸したポルトガル人たちとアジア系の人々は違うものを着ています。特にアジア系の人たちが縞模様もしくは格子を着ているということです。
日本に入ってきてやがて国産化される縞模様の木綿(この当時木綿は、貴重品です)にはインドや東南アジアの地名が布の名としてついています。
サントメ縞・セイロンのセイラス縞や西海岸のチャウル縞など舶来品として大量に日本に入ってきます。
ここから唐渡りのサントメ縞が唐桟という名になったともいわれます。

ポルトガル人たちが船で入って来た時に、アジア系の人たちが着ていた縞も、
インドから広まった東南アジアの縞木綿だったのです。それは縞=(島)つまりその地名が指す縞であり、舶来ブランドの名称のように着られていたことがわかります。今でいうブランド品で今も昔も異国の舶来品が好きで、そういう意味で閉鎖的な江戸時代のイメージを払拭する、江戸の人のおしゃれを感じ取ることが出来ます。