ロイヤル展 壱

かざり錦
 
 
「錦をかざる」とても良い名前この「かざり錦」実は、皇室の礼装ローブデコルテの装飾としても使われており、
… その成り立ちは、
帯の佐賀錦の絢爛さを用いて
後に江戸時代鍋島家の女性によって継承されていた、
縫い刺繍の技術が加わり、
昭和の時代になって、京友禅の技術が加わります。
着物の装飾に織りの物を使うのは珍しいのですが。織り・刺繍・染めと多様な技は
多くの表現の可能性を広げます。
しかし、一つ一つの技法でも高い技術が要求されるのに、
この飾り錦は3つの技術を網羅して作られる事から、
制作できる人は限られており、
また完成までにとても長い時間掛かる事はうかがい知れます。
 
ロイヤル展 
1月12日(土)~20日(日)
絹やにて展示