なんとも可愛らしい名古屋帯のご紹介
京都の尚絅居さんの「猫ふんじゃった」名古屋帯です。
五線譜の上を猫が歩いているデザインです。
垂れ先の足跡も可愛いですね!
胴回りの柄です。
刺繍のように織り出す浮織の技法を用いており
織機で織ると裏側に色糸が横に渡ってしまうのですが
こちらは手織りで織られておりますので柄の箇所しか色糸が
渡っておりませんので
通常の唐織り名古屋帯と比べ重たくありません。
こちらは 胴回り部分の裏です。 とても綺麗に糸の始末がされています。
特に白地の帯ですと色が少し透けたりもする場合がありますが
こちらの帯は裏も丁寧に糸の始末が出来ているので
柄・帯地ともに綺麗な色の仕上がりになります。
コロナ禍で外出自粛だった頃
以前のようにきものを着て皆でお出かけが出来るようにと
職人さんが心を込めて織り上げたと思います。
手織りならではの繊細な
遊び心もあるこちらの名古屋帯
猫好きさんにもたまらない一品です。