>> 特集 >> きもの颯爽 「座繰り糸」


+ 座繰り糸 +


養蚕をしている農家に寄せていただき
蚕を見せていただきました

桑の葉を
むしゃむしゃと食べる蚕の様子です。

蚕が葉っぱをきれいに食べていくのは
感動的!・・・ですが、
あまりたくさんいると少し引いてしまいます。

関口房江さんが繭から糸を取り出す
作業を見せていただきました。

お湯の中に繭を付け、そこからモロコシ箒
(トウモロコシの様な頭をしたもの)という道具で
糸口を見つけます。そして、ゆっくりと
左手で糸を引いていきます。

この糸の引き方が良いところは、テンション(張力)
をかけずに糸自身が持っているウエーブや、
糸がはらむ空気の層を失わずに
その素材の持っている良いところが
そのまま生かされているということです。


関口房江さん

機械引きは、
どうしても
高速で糸を引いてしまうため
内包した空気の層や
糸自身が持つ素材感を失ってしまします。

座繰り用の繭の山 →

[ 回転蔟 ]

このなかにさなぎを入れると、
回りながら糸を吐き、
均等な、あの繭独特の形になるのです。



今回この座繰りの糸を使い、つくられた座繰りの帯地をご覧ください。

本当に、きれいで心和む優しい生地ですよ! どうぞ、見てください。

>> 座繰りの帯地