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さらら着物提供(2004年9月16日発行)

徳島県出身の俳優の大杉漣さんに、
「さらら」の着物モデルになっていただきました。







 
 

いぶし銀の演技と言われる大杉漣さん。
前日ライブコンサートに出演のために徳島
に帰郷していた大杉漣さんが会場に
いらした時は周りの関係者から思わず
「渋い!」
との言葉がついて出ていました。




   
今回大杉さんに着て頂いたのは薇(ぜんまい)
を織り込んだ着物です。
色は素色(絹の元の色別名・生成)に薇の
ベージュ色が映えます。

  

 
  
企画コーディネーターの杉井さんと対談
していただきました。

 
 

大杉さん自身渋いイメージがあるので、濃い
色でこげ茶とか墨色などは想像しやすく
似合うと思ったのですが、今回はあえて白っ
ぽい イメージを表現してみました。
実際着ていただいた姿は、焼けた素肌に爽
やかさを感じる着物姿でした。






大杉漣さんプロフィール


・1984年  第5回 ピンクリボン賞主演男優賞
・1998年  第23回 おおさか映画祭助演男優賞
・1999年  報知映画賞・日刊スポーツ大賞・ヨコハマ映画祭・高崎映画祭・おおさか映画祭
        キネマ旬報個人賞・毎日映画コンクール・東京スポーツ映画大賞・日本アカデミー賞
        ブルーリボン賞 (すべて助演男優賞)


 

薇(ぜんまい)の着物

東北の童たちは、ぜんまい綿を丸めて、周りに絹糸をぐるぐる巻いて、手毬にして遊んだそうです。そんなのどかな話が古老から話されたそうです。
昔東北の山間部で織られていたといわれる、ぜんまい織りには羽後の国に飛来する白鳥の群れの羽色綿を織り糸にした清廉な"ぜんまい白鳥織"という物もあったそうです。
ぜんまい織りが、世に知られたのは明治の中頃で羽後の亀田で機織りをしていた佐藤さんが考案した綿混紡糸の"亀田ぜんまい織"最初といわれます。
しかしそれも昭和の中頃には機音も聞こえなくなったそうです。
それが新潟県の山間部で再び食用ぜんまい綿を、真綿綿にまぜて、丹念に手で紡ぎ手織りで織り上げたのがこの"ぜんまい紬"です。

ぜんまい紬が出来るまで

1.四月末に食用"ぜんまい"を根本から手でつみ取ります。
2.摘み取ると、直ぐに茎からぜんまい綿を分離します。
3.ぜんまい綿は、色々なごみなどが着いているので、綿を天日で干しながら手で取ります。
4.十分乾燥してから、蒸し桶に綿をいれ数時間蒸します。これは殺虫と綿を柔らかくするた めにおこないます。
5.ぜんまい真綿が出来るとその綿を手で紡ぎ、糸にします。


 
実際に大杉さんに着ていただいた着物です。
こちらの着物は絹やに展示しております。写真をクリックしていただきますと拡大写真をご覧になっていただけます。
 
             
     158,000円(仕立て代込み)     158,000円(仕立て代込み)

ぜんまい紬を後染めしてみました。
染め上がった紬は、
うすくぜんまいの糸が浮き上がって、質感があって美しく仕上がっています。
詳細をご覧になる場合はそれぞれの写真をクリックしてください。

 
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