みずみずしい感性と激しい躍動感、

静と動を巧みに使い分けて展開する松田徳通の世界は、

ローケツ染めの世界にも、墨絵の世界にも、

多くの愛好家を生んできました。

 

 

 

 

 

 

 

「きもの」がキャンパス、華やかな世界にも、

しっとりとした自然の佇まいの中でも、

松田徳通のきものは、貴女を美しく引き立てることでしょう。

 

 

 

 

文様をロウで手書きで伏せて色を重ねていく重ねローケチ染め

 

下に重なった色を残す場合は筆でロウを塗っていき、

色が染まらないよう丁寧に伏せていきます。

 

このため、工程の途中で生地全体がロウで伏せられているため

バリバリになり かなりの重さになることも・・・

 

 

 

 

ただ色を重ねていくのではなく、

全体の仕上がりを考えながら

現在の色に何色を重ねたらこんな色になる、その次はこの色にするには・・・

と、先の事まで考えてこだわりをもって制作されています。

 

 

 

 

 

 

2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの入場式に着用する

振袖のデザインも手掛ける日本を代表する作家です。

 

 

 

 

世界中の人々にも松田徳通の素晴らしい世界をご覧いただけることでしょう。

是非この機会にご覧くださいませ

 

作家略歴

昭和21年11月26日 長野県に生まれる
昭和44年 ミレー染織工芸研究所入社
昭和51年 第1回 新人染織展 (奨励賞)
昭和52年 第2回 新人染織展 (佳賞)
平成2年 第12回 日本染織作家展 (文部大臣奨励賞)
平成3年  第46回 新匠工芸展 (新人賞)
平成4年  工房 まつ田 設立
平成4年  琳派展 (日本放送協会賞)
平成9年  第20回 琳派展 (日本伝統染色工芸保存協会賞)

以後、例年琳派展などに出展、全国各地で個展を重ね、好評を博す