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絹 や の お た よ り ☆ 『 き も の 日 よ り 』
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第1號:2002年9月1日
http://www.wa-kinuya.com
発行責任者 山田明弘
∞◆◇◆∞ お題目 ∞◆◇◆∞ ∞◆◇◆∞ ∞◆◇◆∞
◎ゆく夏・・・ゆかた(阿波踊りが終わっても)
◎秋、はじめてのメールマガジン(執筆までの想い、あれこれ)
◎「お蚕(かいこ)さま」のはなし(和の心地よさ・群馬)
◎編集後記(売れてしまった、辻が花の帯と更紗の帯)
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◎ゆく夏・・・ゆかた(阿波踊りが終わっても)
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今年も、「ゆかた」は盛りあがりの上、
阿波踊りでフィナーレを迎えました。
(!)阿波踊りが終わっても、ゆかたを買いにくる方がいらっしゃいます。
買っていただけるのは嬉しいですが
「いつ着るの???」
「もう阿波踊りは終わったのに???」
などと考えながら、ゆかたを包むのです。
やはり
「いそがしかったのでゆかたを買いに行けなかった」と、
今、買い物においでるのか。
※おいでる【阿波の方言】:いらっしゃる
そして、「来年着よう!!」とのお考えなのか。
やはり年に一度はゆかたを買わないと
「ゆかたの虫」が収まらないのでしょうか???
今年のゆかたを着たお客さまの写真を
HP上で紹介していますのでご覧ください。
また、毎年ゆかたのコーディネイトをさせていただく
「TV徳島」キャスターの遊道さんの
阿波踊りの3日間を掲載しているので、みてね。
http://www.wa-kinuya.com/guest/guestyudo.htm
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◎秋、はじめてのメールマガジン(執筆までの想い、あれこれ)
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メールマガジンを書くにあたって。
やはり連載ものになるのだろうか?
少し力が入って、なかなか第1號が書き出せず、色々考える。
「タイトルを決めなくては」とか、
「あまり話があっちゃこちゃ飛ぶと、
なにを書いているのかわからなくなるので、
全体に流れるテーマもやはり決めといた方がいいのではないか」
などと考える・・・。
考えるばかりでは、進まない。
〜ままよ!と勢いで書き始めました。
まず、タイトルは「きもの日より」
これは、着物が着たいときが「きもの日より」という意味。
漢字変換をすると「きもの美より」と変換するのも
なかなか良いかな?と思う。
そしてテーマ。
テーマは、『きものを着ることで幸せになれるか!』?????
いえいえ。
そんなに大げさなものではなく、
「着物を着られて幸せ(#^.^#)〜」とか
「着物にふれたり、見てるだけで幸せ〜」
というところですすめて行きたいと思います。
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◎「お蚕(かいこ)さま」のはなし(和の心地よさ・群馬)
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私は、染めと織りを求めて、日本各地、そして世界にも旅をします。
地方々のちょっといいはなしや、歴史も交えて、お伝えしましょう。
群馬、赤城の座繰り糸(ざぐりいと)。
別名上州座繰り
座繰り糸という名前を聞いたことがありますか?
群馬県は、とくに古代から絹の一大生産地でした。
因みに、徳島(阿波)の国は、
一大植物繊維の生産地で、
現在も麻植(おえ)・大麻(おおあさ)などの
【麻】にちなんだ土地の名前がありますね。
木綿麻山(ゆうまやま)の名前のように
徳島の山間部は、カジ・アサなどが多くできたといわれております。
◆木綿「ゆう」◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇
ここでいう木綿は、植物繊維の総称で
木綿「もめん」ではありません。
木綿が日本入って来るのは江戸時代です
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今から千二百年以上前
「あしぎぬ」が群馬県より朝廷に献上されたと伝えられ、
現在でも正倉院御物として保存されています。
明治以前は自給自足というか、
多くの農家では「お蚕」を各家々で養蚕され、
糸を引き現金収入にしていました。
うまく引かれた節のないきれいなものは
高く売れお金になるので、お金持ちの人に。
節の少ないのものは嫁入りの衣装になったり、
節の多いのは家族の着物になったりしました。
そこで多くの家々では、紺屋などで糸を染めてもらい、
家人が機で着物を織ったものです。
ですから昔の家には、
機織りのサンプルというべき「縞帳」があります。
この「縞帳」を拝見すると、
今も新鮮な素晴らしい柄にお目にかかることは多々あります。
座繰り方法で、昭和の初期までは、
ある程度紡がれていたのですが、
色々な問題から、徐々に、
外国産の生糸を使うようになり、
座繰り糸は
現在では赤城・富士見・北橘で
四十人ぐらいが糸づくりにたずさわるだけです。
しかし、その糸は美しい。
機械で生糸を引き出すと、
機械は高速で糸を引っ張り強いテンションがかかりますが、
座繰りの糸は、人の手でゆっくり引かれ、
機械引きのように強く引っ張らない分だけ、
糸の中にいっぱい空気が入るので「軽い」。
そして引く人によった個性があり、用途用途に糸の表情がでます。
ですから、赤城の座糸は、
軽くて・腰があり・通気性があり・美しい。
白州正子さんが著書の中で
「いくら染めや・織りが上手でも、
素材の糸や生地が良くないと、良いものは出来ない」
といっておりますように、
手をかけ慈しんだ糸でないと、
本当に良い染めや織りのものは出来ません。
今の着物は、あまりよい生地を使わずに染めるので、
染めのものにしても深みが無く
飽きがきてしまうのではないかと思う。
何故、それでも大丈夫かというと、
着物を買ってもめったに着ない方が多いからです。
洋服と同じ考えで、
毎日着物を着ると考えると、
またずっと着ると思うと
少し着物に対する考えがかわるのではないかと思います。
ですから、着物を着るものとして、
●現在の風景に違和感のない、
●着ていて楽しく
●お洒落で
●着心地がよく
●着れば着るほど好きになる
そういったことを、
私たちは大切にしながら着物をつくっていきたいと思います。
それが私たちの目指す着物のスタイルであり
『和※スタイル』です。
長くなったので
この章は、つづきにします。
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◎編集後記(売れてしまった、辻が花の帯と更紗の帯)
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「お蚕さま」のはなしのつづきと、和※スタイルのはなしは、また次号で
あわせて書きます。次回はホームページ上に、座繰りの糸でつくった帯な
どの画像を紹介しながら、進めるようにしたいと思います。
何故今回から載せないのかって??
今回の記事にあわせて「辻が花の帯」と「更紗の帯」を座繰りの帯で4本
もつくったのですが、店頭に置いておいたら「あれよ〜あれよ〜」!!!
売れてしまったのです。・・・・・・・・驚いております。大至急つくっ
ております。お楽しみに。
それでは。
九月に入ってすぐ京都・群馬・新潟と着物の生産地を回ってきます。
また、みなさまに、各地の着物そして「和」の心地よさをお届けできます
よう・・・。最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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名 称 :きもの日より(和※スタイルをお届けするメールマガジン)
発行者 :(株)絹や (徳島市寺島西町2丁目35番)
発行責任者:山田 明弘
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