>> イベント >> 真木千秋「染めと織りの会」


○メールマガジンより


□真木千秋さんの仕事□
------糸・染・布------------

真木千秋さんは、制作活動の拠点を、インドや沖縄に置き
テキスタイルの仕事をしている人です。
どのような方だと申しますと、
まさに織姫が今の時代にいるような、
糸・染・織・布に関して、全身で取り組む人です。


〜事のはじめは〜

最初私の友人の会社に置かれていた、素材感にあふれる布を見て、その糸の持つ力を、感じる布地に関心を持ち、
一度私たちの会社で扱ってみたいと考えていた所、
友人の紹介で、お話を伺う機会が出来、真木さんの所に、訪ねていったのでした。

真木テキスタイルデザインという社名、
そしてインドに制作活動の拠点を置き、
主に野蚕糸("やさんし"後で詳しく説明します)を使い、
ショールームが青山、
聞いただけで、敷居高そうな会社・・・・、

だいたい、千秋といった名前の人は、
私の経験則から創造しても
名前は可愛いのだが、往々にして強面(こわおもて)の
オジサンさんだったりするものです。
なんて考えながらお会いした所、
なんと女性、それも比較的小柄な、
しかし、こと糸や布のことになると、
目の奥に、メラメラした情熱の炎が立つ人でした。


〜その糸は〜

真木さんの使う糸は、ほとんど精練(せいれん)
をしていない糸を使います。
その分、最初は生地にガッサとした感じを受けますが、
その分糸自身の力を感じる結果になります。

※ 精練
精練は簡単に云えば、糸の周りにあるセリシンとうい物質を除き、
糸を柔らかくしたり、光沢を出したりする作業です。

それも、野蚕糸(やさんし)
※ 野蚕
蚕には、野蚕と家蚕(かさん)とが大きく分けてあります。
家蚕は、みなさんよくご存じの、養蚕農家が家の中で諧飼い育てる
方法で、それとは反対に森などの木に、卵を産み付けて、
自然に蛹(さなぎ)になったものを、野蚕といいます。

野蚕糸の蛹は大きく、
蛾になったときの大きさは成人男性が
両方の手のひらを広げたぐらいの大きさだそうです。
それが、
バサ・バサと音を立て、
空を舞うそうですが。
何十匹もそんなものが、
飛んでいるのを想像するだけで・・・・・・・・・・


あなたは大丈夫ですか。

染織家を志す人は、そのような心構えも、
必要かもしれません。





心の片隅に。





それらの野蚕糸で代表的なものが、
ムガシルクやタッサーシルクなのです。
それらの糸は、野趣あふれ、糸にしたときその存在感が光ります。


さて、その真木さんに、2001年の秋以来ですが、
徳島に来て頂きました。
前回は「布いろいろ、糸ふしぎ」というタイトルで
私たちの会社で、布の話と発表会を開催し、徳島の人に
真木さんの仕事、そして布を紹介したくて開いた会でした。


それから翌年、真木さんのホームページ上から
藍を竹の家でたてたとのうれしい知らせ、

そして、今年、初めて徳島の藍を使った
作品を会場で手にすることができました。
その名は「AWA」
さわやかな質感を持ち、聖なる色の青を持った
布ができあがりました。


   真木 千秋 さん
        布の仕事

会 期         平成15年 5月24日(土)〜6月1日(日)

場 所         絹や2階  徳島県徳島市寺島本町西2丁目35 (休み 水曜日)

早いもので、2001年の前回の布の会からはや1年半過ぎました。
2001年での徳島の「布を語る会」よりはや1年半、今回はインドの話の他に、徳島での藍の出会いや、藍作りをしている新居さんの所を訪ねる「藍じ(路)」でした。
「制作活動のスライド」    「衣ショー・布の提案」
藍の畑です。
藍の葉の1番(1回目)を取った所です。
新しい2番目の葉が出てきています。
左は藍の葉を集めてものです。
右は、藍の茎です。藍の葉と茎は、扇風機の大きなもので風に飛ばして分けます。
茎が入ると、色の出が悪くなるためです。


  2003年5月

〜魚・さかな〜


現在真木さんは、
東京のあきる野市で制作活動をしています。
聞くところによると、あきるの市という所は、
東京という名がついているというだけで、
ずいぶん人里遠い、それも海から遠い所で、
そんな所だから新鮮な魚はなかなか手に入らない。
名産は、こんにゃく・うどん・そばなのだから

徳島の地の利を生かして、真木さんに
「最近、新鮮な魚食べてますか?」などと言って、
忙しい中、真木さんに今回も徳島に来てもらった次第です。


会ではスライドを使いながら、
インドの話や布の話をしたのですが

会が終わった後、
せっかく徳島に来ているのだから
藍が出来る所を見てきては、
そして現在、真木さんの所に送っている
藍のスクモを作っている
人にも会ってみては、ということになり
それじゃ〜と、夕方吉野川を見ながら西へ


ちょうど藍の生育が見られる時期で
真木さん、藍にのめりこみそう。
という言葉を残し、東京に帰って行きました。

真木テキスタイルデザインの
  ホームページ http://www.itoito.jp/



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