>> 商品解説 >> ぜんまい帯
■■■ ぜんまいの帯 ■■■









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木綿は15世紀に日本に入ってきますが、
それ以前、
富裕層では、絹などの繊維を重ね着していました。
庶民は麻や藤や楮などを重ね着をして、
寒さをしのぎます。

私の住む徳島は、
麻の産地であったことを伺わせる、
多くの地名が残っています。
麻植(おえ)大麻(おおあさ)
などがそうです。

古代の徳島は大きな力を持っていて、
今の千葉県を植民地としていた記述があります。
京都の在住の、ある人にそのことを話したら、
「さかさま、ちゃうの」と言われてしまいました。
失礼ですね。

その由来を残す地名が徳島は(阿波)で、
千葉は(安房)という呼び名が関係を伺わせます。


木綿が入ってくる前、地域地域で、
自給自足の、使いやすい繊維を取っていました。
藤、楮(こうぞ)、穀(かじ)、ぜんまい、
などを色々な種類の植物繊維を身にまとっていました。

しかし、16世紀以降人々は、木綿の吸湿性や保温力
又染め付きの良さによって、虜になってしまいます。
また近世に入り、色々な繊維が開発された結果、
多くの植物繊維は、姿を消していきました。

その中でほんの一部、昔からの伝承の通り
布を作るところがかろうじて、残っています。
徳島では木頭村の太布や
丹後地方の藤布やぜんまいなどです。
お互いに、都市部から隔絶した所にあったため、
残ったのではないかと推測されます。


今回
丹後で作られた、ぜんまい布をご紹介します。
この帯、

縦糸は木綿の30番双糸を
藤の生葉・谷うつぎの生葉・矢車の実で染めあげ

緯糸は在来種の木綿に
ぜんまいの綿を糸車により、織りこんであります。

※時とともにぜんまいは、濃くなってきます。

糸作りに手間をかけ織られたものです。
すごく柔らかく、
しめやすい帯です。