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+++ 更紗帯 +++
更紗 臈纈染め(バティック)  Batik


伝統的な、染色の方法は大きく3つあります。
夾纈(きょうけち)板で挟んで染める
纐纈(こうけち)絞り染め
臈纈(ろうけち・ろうけつ)ろうをつかった防染の染め
これらは、天平の三纈呼ばれ現在でも多く使われる技法です。




更紗はこの中の臈纈(ろうけつ)絵模様を描くとき、
描いた色が別の色と混ざらないように、
色の境界をつけることを防染方といい、防染(境界)に蝋を使います。
蝋で柄を形取り、色を彩色していきます。
蝋が固まり細いひび割れができ、その中に染料が入ると、
染め上がった時細い色の線が出来ます。それが味ですね。
その上に何度も色を塗り重ねるのが更紗の特徴です。
随分根気と丁寧さが要求される仕事です。
袋帯にするとこんな感じです。



補足
夾纈(きょうけち)
板で挟んで防染する方法で、大きな柄の輪郭を木に彫り、
その木で生地を挟み込み、木で挟まれているところは
防染になり挟まれていないところが染料で染まるという染め方です。
インドネシアなどでは併用して染めたりもしています。
(更紗染めは、一般的には、臈纈だけの記述が多いのですが)

座繰り糸の質感が良いです。



この更紗は室町時代末期から江戸時代初期に渡る
約100年間で発達します。まさに辻が花と同じ時期ですね。
名物裂でお茶の道具などに多く残っております。
インドネシアでは高温多雨な気候と実用的に使ったため、
過去のものがあまり残されてないようで残念です。
日本でも更紗の記述があるようで、
ろうけつ染の高い技術が存在していたものと考えられています。
日本に入ってきて、江戸更紗とか和更紗などの日本風にアレンジされます。
インドネシアではジャワ更紗といい『東洋の華布』とも言われています。







更紗模様(九寸帯:名古屋帯)
赤城座繰り糸(絹)

お仕立て上がり
価格 : 180,000

帯芯入り(黒の芯がよいと思います)
帯の前の柄です。