モール(毛織・毛留)
輪奈織り(わなおり)
金華山(きんかざん)
その名はムガール帝国から伝来し、ムガールがなまってモールになったそうですから、発祥はインドなのかもしれません。
多くの名前を持つこの帯は、縦糸と横糸が交差をして織られる平織りなのに、どうして立体感(高さ)がある織物に出来あがるのか不思議です。
では、どうやって作られるかと申しますと、帯を織っていく過程で、金属の細い棒を横糸と見立てて、一緒に織り込んでいきます。
そして織りあがった時点でその金属棒を抜き取ると、ループ状の輪のような空間が残ります。
これがこの帯の特徴で輪のように残ることから、「輪奈織り」と呼ばれたりする所以です。
一本の帯に三千から四千の金属棒を織り込むこともあり、 それを人の手で抜いていくのですから、大変な作業です。
これが西のヨーロッパでは、ピアノ線のような細い物を織り込み、先端を切った織物がビロードとして広がりました。
ですからモール織りとは遠い親戚のような織物です。
モール織りはよく見ると、山々の峰が連なったように見えるところから「金華山織り」とも呼ばれたりします。
絹やでは只今、モール織りの帯や・バック・鼻緒などを取りそろえております。
一つの技術が世界中に広まり、その地域〃で発達し新たな創造が広がる・・・。
そのような事を感じながらお持ちになるのも愉しいことだと思います。
※この他にもネットショップに商品をご用意しております。
ご覧下さい。 |
|
花井幸子の袋帯です。
モール織りで仕上げられたこの帯は豪華で、締めると着物姿を引き立たせてくれます。
|
モール織りの立体感の美しい花緒です。
太めで、しっかりと綿が詰まっているので足が痛くならない仕上がりとなっています。
|
|
花井幸子の袋帯です。
左のグリーンとはまた全然違った雰囲気をもっており、可愛らしさのある帯です。
|
花しおりのモールバックです。結婚式やパーティなど、華やかなお呼ばれの場にぴったりのバックです。
|
こちらも花しおりのモールバックです。落ち着いた中にも華やかさを持ったこのバックも結婚式などおめでたい席にぴったりですね。
|
|